明治日本とアメリカ

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明治時代を好む日本人は多いでしょう。貧しい極東の小さな国が近代化の道を歩み始め、力を蓄えて清やロシアを破って欧米諸国と並ぶ一等国にまでのし上がるという物語には魅力があります。司馬遼太郎の『坂の上の雲』が根強い人気を保っているのも、ひたむきに前に進む明治人を描いているからでしょう。

ところで、私たちが明治の日本を描くとき、その絵の中に登場する外国は、アジアを除けばヨーロッパの国々です。日英同盟の相手国イギリス、法律や軍事等の制度を取り入れたドイツやフランス。そこにアメリカの影はほとんどありません。ペリーの黒船による開国、万延元年の遣米使節など幕末にとっては大きな存在だったアメリカが、明治時代になると影が薄くなります。そして、明治末期に突如、日露戦争の講和会議の斡旋役として姿を現します。しかし、幕末以来アメリカは日本に領事館を置き、外交関係を維持していましたし、日本との通商を活発に行なっていました。アメリカに留学した日本人も多くいました。『坂の上の雲』の主人公の一人、秋山真之はアメリカに留学しています。

明治時代にも日米関係は存在していました。そこに光が当てられてこなかっただけに過ぎません。”Asia and the West”に収録された在日アメリカ領事館の領事報告によって、明治日本におけるアメリカの影がくっきりと浮かび上がってくるでしょう。

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