音楽がビジネスになった時代の音楽都市ロンドン

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19世紀ヨーロッパの音楽と言えば何をイメージするでしょうか。ベートーヴェンの交響曲、シューベルトの歌曲、ショパンのピアノ曲、ヴェルディやヴァーグナーのオペラ・・・・・。王侯貴族のための音楽の時代は過ぎ去り、市民の時代の到来の下で聴衆が増え、音楽自体も形式から自由になり、人間の感情を重んじるロマン派の全盛時代を迎えます。

ところで、19世紀に活躍した作曲家の出身国はドイツ、オーストリア、イタリア、フランスなどの大陸諸国が中心で、イギリスからは著名な作曲家が出ていません。作曲家に限れば19世紀のイギリスの影はとても薄いと言えます。ただし音楽は作曲家だけが支えるものではありません。演奏家、聴衆、音楽ビジネスや音楽ジャーナリズムの担い手も音楽を支えています。作曲家とその楽曲から音楽の市場に眼を転じれば、多くの曲を委嘱し、また演奏会が盛んだった19世紀のイギリスは、もはや王侯貴族というパトロンに頼ることができない作曲家にとってたいへん魅力的な国でした。その証拠に、多くの作曲家がイギリスを訪問しています。

19世紀イギリスの音楽事情は、音楽がビジネスになった時代に関する豊富な情報を提供してくれます。19世紀の音楽都市と言えば、まずウィーン、パリ、ミラノが挙げられるでしょうが、音楽ビジネスという点ではロンドンを忘れることはできません。”British Theatre, Music and Literature”には、ロンドンの音楽ビジネス事情を知る貴重な資料が収録されています。

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