19世紀イギリスの呼び売り新聞-ブロードサイド・バラッド

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瓦版と言えば、江戸時代の一枚刷りの新聞です。売り手が客の興味を引くように内容を読み上げ、集まってきた客に売りさばく。時代劇で良く見かけるシーンです。

イギリスにも瓦版のような一枚刷りの新聞がありました。ブロードサイド(Broadside)と言います。大判の紙の片面に刷ったことから名づけられたようです。ブロードサイドの歴史は古く、新聞の先祖とも言われています。そして、片面刷りのニュースが節回しをもって唄われた場合、ブロードサイド・バラッドと呼びます。街中に響くブロードサイド・バラッドの歌声は、文字を読めない民衆にとって、世の中の出来事を知るための欠かせない媒体だったでしょう。時代が下るにつれ、ブロードサイド・バラッドは廃れてゆきますが、19世紀イギリスで復活します。ニュース性のあるものなら取り上げたブロードサイド・バラッドのテーマの中でも、人気があったのは犯罪物だったと言われています。イギリスでは19世紀半ば頃まで公開処刑が実施されていましたが、受刑者の言葉が死刑執行を間近に控えた最後の告白といった触れ込みでブロードサイド・バラッドに刷られ、公開処刑場で呼び売りされていたのです。

タイムズだけが19世紀イギリスのジャーナリズムではありません。ブロードサイド・バラッドは民衆のためのジャーナリズムとして情報を発信していました。”British Theatre, Music and Literature”にはブロードサイド・バラッドのコレクションとして有名な”Sabine Baring-Gould and Thomas Crampton Collections”が収録されています。

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