Asia and the West: Diplomacy and Cultural Exchange

昔から外交官と宣教師は東西文化交流を担ってきました。世界における西洋の優位が確立した19世紀、それまで中国を中心とする朝貢体制下にあった東アジア世界が、アヘン戦争を境に西洋流の国際貿易体制の受け入れを迫られた過程で、西洋諸国は東アジア諸国に外交官を派遣し、国益の増進を図るために、派遣地の政治、経済、社会情勢を本省に逐一報告させました。19世紀の西洋諸国と東アジア諸国との交渉・交流の実情を探求する上で、外交官が残した文書を無視することはできません。

 

本アーカイブは外交資料として、東アジアの32都市・地域の米国在外公館(公使館・領事館)と国務省の往復通信、英国外務省と在日英国公使館の往復通信を収録します。特に大きな比重を占めるのは、東アジア32都市・地域の米国在外公館と国務省の往復通信です。パックス・ブリタニカと言われるように19世紀はイギリスの世紀であり、世界各地を植民地や保護領としたイギリスの動向については、これまでの19世紀研究の中で研究が蓄積されてきました。それに対して、アメリカの19世紀は西部開拓と南北戦争を経て国民統合が実現する世紀であり、国際関係におけるアメリカが主題となる場合、これまで焦点が当てられてきたのはアメリカが覇権国家となる20世紀です。しかしながら、本アーカイブ収録の米国外交文書が示す通り、米国はすでに18世紀末から東アジアに外交の拠点を持ち、19世紀を通じて東アジア世界において隠然とした影響力を持っていました。日本も例外ではありません。幕末から明治にかけての対日外交ではイギリスが主導権を握っていたものの、アメリカも独自の外交を繰り広げていました。米国外交文書は19世紀米国の対東アジア外交や東アジアを舞台とする米国外交と英国外交の確執、交錯の諸相に光を当てます。

 

文化・宗教の世界では米国のメソジスト系宣教師が19世紀の東アジアにおいてキリスト教布教の主役を演じました。彼ら宣教師は義和団の乱に代表される排外主義運動の矢面に立たされたため、その資料は単にキリスト教布教という枠組みを超えて、当時の政治情勢、社会情勢についての貴重な証言として歴史的な意義を有しています。本アーカイブはメソジスト系宣教師の定期刊行物や日記を収録します。

 

本アーカイブ収録の外交官と宣教師の資料は、19世紀東アジアにおける米国を政治と民間の双方のレベルから歴史的に再構成する上で極めて大きな価値を持ちます。

 

1. 米国国務省文書

 

本アーカイブは米国国務省文書のうち、日本、中国、朝鮮、東南アジアの米国在外公館(公使館、領事館)から国務省への至急報告(despatches)、報告(reports)、国務省から在外公館への訓令(instructions)、米国の日本、中国、朝鮮、タイ公使館から国務省への公信(notes)、国務省から各国公使館への(公信)を収録します。在外公館を開設した年が異なるため、収録期間は国、都市により異なりますが、古くは1790年から20世紀初頭の1906年までの外交文書を収録する本資料は、19世紀をはさむ100余年に亘る米国の対アジア太平洋地域外交政策の全貌を明らかにするものです。また、国務省と在外公館のあいだの往復通信だけでなく、在外公館の領事、副領事、書記官らの報告や覚書、在外公館と任国の外交担当機関との往復書簡、当地の公使館と領事館の往復書簡、他国(イギリス、フランス)の公使館との往復書簡等、公使の至急報告の同封文書(enclosures)として発送された文書類をも収録しているため、当時の米国の外交政策を多角的に検証することができるだけでなく、任国の政治、経済、社会状況の第一級の歴史資料としても大きな価値を持ちます。米国省庁の文書政策変更により在外公館から国務省への報告に統計資料が同封されなくなる1870年までについては、統計関係資料も参照することができます。

1-1. 日本関係文書

■Despatches from U.S. Ministers to Japan, 1855-1906

(日本駐在米国公使からの至急報告)

【発信者】

 

  • タウンゼント・ハリス(Townsend Harris)
  • ロバート・プルイン(Robert H. Pruyn)
  • ジョージ・フィッシャー(George S. Fisher)
  • H.C.ポートマン(H.C. Portman)
  • A.L.F. ポートマン(A.L.F. Portman)
  • ロバート・ヴァン・ヴァルケンバーグ(Robert B. Van Valkenburgh)
  • チャールズ・デロング(Charles E. De Long)
  • ウィリー・マンガム(Willie P. Mangum)
  • チャールズ・シェパード(Charles C. Shepard)
  • ジョン・ビンガム(John A. Bingham)
  • エリシャ・ライス(Elisha E. Rice)
  • D.W. スティーヴンス(D.W. Stevens)
  • リチャード・ハバード(Richard B. Hubbard)
  • ジョン・スウィフト(John Swift)
  • エドウィン・ダン(Edwin Dunn)
  • フランク・クームス(Frank L. Coombs)
  • ジョゼフ・ヘロド(Joseph R. Herod)
  • アルフレッド・バック(Alfred E. Buck)
  • ハンティントン・ウィルソン(Huntington Wilson)
  • ロイド・グリスコム(Lloyd Griscom)
  • ルーク・ライト(Luke E. Wright)

 

■Selected Records of the U.S. Legation in Japan, 1855-1912

(駐日米国公使館外交文書集成)

 

ペリー来航に端を発する開国から明治末年に至るまで、日本の外務担当機関(幕末は外国奉行・外国御用取扱、明治時代は外国事務総督・外務卿・外務大臣等)、駐日米国公使館、駐日米国領事館、米国国務省のあいだで様々な文書が交わされましたが、本コレクションは米国公使館の国務省宛至急報告、国務省の公使館宛訓令、日本の外務担当機関の米国公使館宛覚書から、米国公使館と米国領事館の往復書簡、米国公使館と外国(英仏)公使館の往復書簡まで、駐日米国公使館が関わった外交文書を広範囲に収録します。下関戦争、攘夷運動、戊辰戦争、大政奉還、岩倉使節団、日清修好条規、条約改正、日清戦争、日露戦争、通商、船舶、米・生糸・綿花・砂糖の栽培など、19世紀後半から20世紀初頭までの日米関係及び日本を取り巻く東アジア国際関係を歴史的に再検証する上で第一級の資料集です。

 

■Despatches from U.S. Consuls in Kanagawa, Japan, 1861-1897

(神奈川駐在米国領事からの至急報告)

【主題】

 

  • 神奈川条約
  • 日米修好通商条約
  • 幕府が米国以外の列強(英・仏・露・蘭)と結んだ安政の条約
  • 貿易と市況の情報
  • 米国治外法権下の刑事事件
  • 関税
  • 排外主義運動
  • 米国人宣教師の活動
  • 米、生糸、綿花、砂糖の栽培と生産
  • 港湾地域における労働と賃金
  • 日本人の対外移民
  • 領事裁判
  • コレラや天然痘などの伝染病

【発信者】 

  • ジョージ・フィッシャー(George S. Fisher)
  • ジュリウス・スターヘル(Julius Stahel)
  • サミュエル・リヨン(Samuel S. Lyon)
  • チャールズ・デロング(Charles E. De Long)
  • C.O. シェパード(C.O. シェパード)
  • ジョージ・ミッチェル(George N. Mitchell)
  • トーマス・ヴァン・ビューレン(Thomas B. Van Buren)
  • H.W. デイヴィソン(H.W. Davison)
  • ジョージ・ライス(George E. Rice)
  • ウォーレン・グリーン(Warren Green)
  • C.R. グレイトハウス(C. R. Greathouse)
  • ジョージ・スキッドモア(George H. Scidmore)
  • W.D. ティロットソン(W. D. Tillotson)
  • N.W. マッキ―ヴァ―(N. W. McIvor)

他 

■Despatches from U.S. Consuls in Nagasaki, Japan, 1860-1906

(長崎駐在米国領事からの至急報告)

【主題】

 

  • 貿易と市況の情報
  • 米国海外伝道評議会(通称アメリカン・ボード)
  • 米、生糸、綿花、砂糖、米国産小麦の栽培と生産
  • 米国治外法権
  • 台風や洪水などの天災
  • 日本人の労働と賃金
  • 日本のたばこ貿易
  • 日本人の米国西海岸への移民
  • 港湾の修復

 

【発信者】

 

  • ウィリー・マンガム(Wille. P. Mangam)
  • アレキサンダー・ジョーンズ(Alexander C. Jones)
  • ジョン・バーチ(John M. Birch)
  • W.H. アバクロンビー(W. H. Abercrombie)
  • チャールズ・ハリス(Charles B. Harris)

 

 

■Despatches from U.S. Consuls in Osaka and Hiogo (Kobe), Japan, 1868-1906

(大阪・兵庫駐在米国領事からの至急報告)

【主題】

 

  • 貿易と市況の情報
  • 大阪・向日町間の官営鉄道
  • 米国海外伝道評議会(アメリカン・ボード)
  • 日本の造幣局における米ドル不正改鋳
  • 天皇の神戸訪問
  • 暴動
  • 京都勧業博覧会
  • 米国大統領による領事ネイサン・ニューイッタ―任命猶予
  • 米、生糸、綿花、砂糖、米国産小麦の栽培と生産
  • 中国と日本における米国特許
  • 神戸の綿花貿易
  • 米国治外法権下の刑事事件
  • 日本の農業機械
  • 製靴業
  • 台風や洪水などの天災
  • 日本人の労働と賃金
  • 米西戦争時の武器出荷
  • 日本のたばこ貿易
  • 日本人の米国西海岸への移民
  • 領事裁判
  • 日本人の米国西海岸への移民
  • 港湾の修復
  • 福沢諭吉の伝記

 

【発信者】

 

  • スコット・スチュワート(J. Scott Stewart)
  • ポール・フランク(Paul Frank)
  • デヴィッド・ターナー(David Turner)
  • ダニエル・ターナー(Daniel Turner)
  • ネイサン・ニューイッタ―(Nathan J. Newwitter)
  • E.S. ベンソン(E. S. Benson)
  • ジュリウス・スターヘル(Julius Stahel)
  • R.H. マックレイ(R. H. Maclay)
  • ジェームズ・ハリス(James Harris)
  • T. Mc. F. パットン(T. Mc. F. Patton)
  • T. R. ジャーニガン(T. R. Jernigan)
  • イノック・スミサーズ(Enoch J. Smithers)
  • ハンター・シャープ(Hunter Sharp)
  • ジョン・コネリー(John Connelly)
  • ジェームズ・コネリー(James. F. Connelly)
  • サミュエル・リヨン(Samuel S. Lyon)

 

 

■Despatches from U.S. Consuls in Hakodate, Japan, 1856-1878

(函館駐在米国領事からの至急報告)

【主題】

 

  • アメリカ国旗を掲げたハンブルクの商船の入港
  • 日米和親条約
  • 米国船向け牛肉供給に関する日本政府との覚書
  • 大政奉還と王政復古
  • 民衆の騒擾
  • ドイツ人領事殺害
  • 江差の反税暴動

 

【発信者】

 

  • エリシャ・ライス(Elisha E. Rice)
  • C. ダン(A. C. Dunn)
  • G. H. ハーヴス(G. H. Harves)

 

 

■Despatches from U.S. Consuls in Yokohama, Japan, 1897-1906

(横浜駐在米国領事からの至急報告)

【主題】

 

  • 輸出入
  • 関税
  • 領事館運営に関する諸問題
  • 日清戦争
  • 日露戦争
  • 日本人の対外移民
  • 日本の陸軍と海軍の活動
  • 治外法権
  • アメリカ人が巻き込まれた民事事件と刑事事件

 

【発信者】

 

  • ジョン・ガウェイ(John F. Gowey)
  • ジョン・マクレーン(John Mc Lean)
  • エドワード・べローズ(Edward C. Bellows)
  • ヘンリー・ミラー(Henry B. Miller)

 

 

■Notes from the Japanese Legation in the United States to the Department of State, 1858-1906

(米国駐在日本公使館国務省宛公信)

 

幕末の遣米使節団から明治時代の歴代駐米公使(大使)まで、日本の歴代駐米外交官が大統領や国務長官など国務省関係者に送った公信を収録します。大半は駐米公使の国務長官宛公信で構成されていますが、書記官など駐米公使以外の外交官が送った公信、国務次官補など国務長官以外の国務省関係者宛に送った公信、国務長官の返信、さらには日米間の覚書、合意文書も収録します。条約交渉、関税、貿易、犯罪人引渡、公海上の船舶の権利、輸送、科学、契約労働、移民、米国の対日経済・軍事支援、日露戦争後のポーツマス条約など、文書で取り上げられている主題は広範囲に及び、幕末から明治にいたる時期における日米関係を知る上での第一級の資料です。

【収録文書の一例】

  • 万延元年遣米使節団の新見豊前守正興、村垣淡路守範正、小栗豊後守忠順のルイス・キャス国務長官宛書簡
  • リンカーン大統領の書簡
  • 慶應三年遣米使節団の小野友五郎、松本寿太夫のスワード国務長官宛書簡とスワード長官の返信
  • 駐米公使森有礼のフィッシュ国務長官宛書簡
  • 駐米公使高木三郎のフィッシュ国務長官宛書簡
  • 駐米公使矢野二郎のフィッシュ国務長官宛書簡
  • 駐米公使吉田清成のフィッシュ、エヴァーツ国務長官宛書簡
  • 駐米公使寺島宗則のフリーリングハイゼン国務長官宛書簡
  • 駐米公使九鬼隆一のフリーリングハイゼン、バヤード国務長官宛書簡
  • 駐米公使陸奥宗光のブレイン国務長官宛書簡
  • 駐米公使建野郷三のブレイン、フォスター、グレシャム国務長官宛書簡
  • 駐米公使星亨のシャーマン国務長官宛書簡
  • 駐米公使小村寿太郎のヘイ国務長官宛書簡
  • 駐米公使高平小五郎のヘイ、ルート国務長官宛書簡
  • 駐米公使館員日置益のヘイ、ルート国務長官宛書簡
  • 駐米大使青木周蔵のルート、ベイコン国務長官宛書簡

 

■Minutes of Treaty Conferences between U.S. and Japanese Representatives, and Treaty Drafts, 1872(1872年日米条約会議議事録、条約草案)

 

1-2. 中国関係文書

■Despatches from U.S. Ministers to China, 1843-1906

(中国駐在米国公使からの至急報告)

【発信者】

 

  • カレブ・カシング(Caleb Cushing)
  • アレキサンダー・エヴァレット(Alexander H. Everett)
  • ジェームズ・ビドル(James Biddle)
  • ピーター・パーカー(Peter Parker)
  • ジョン・デーヴィス(John W. Davis)
  • チャールズ・ブラッドレー(Charles William Bradley)
  • J.A. グリスウォルド(J.A. Griswold)
  • エドワード・カニンガム(Edward Cunnigham)
  • ハンフリー・マーシャル(Humphrey Marshall)
  • ラザフォード・オールコック(Rutherford Alcock)
  • E.C. ブリッジマン(E.C. Bridgeman)
  • ロバート・レイン(Robert M.M. Lane)
  • マシュー・ペリー(Matthew C. Perry)
  • ジョン・バウリング(John Bowring)
  • M.M. フィッシュ(M.M. Fish)
  • カレブ・ジョーンズ(Caleb Jones)
  • ウィリアム・リード(William B. Reed)
  • アルバート・フリーマン(Albert S. Freeman)
  • S. ウェルズ・ウィリアムズ(S. Wells Williams)
  • ジョン・ウォード(John E. Ward)
  • ルイス・キャス(Lewis Cass)
  • C.K. ストリブリング(C.K. Stribling)
  • アンソン・バーリンゲーム(Anson Burlingame)
  • J. ロス・ブラウン(J. Ross Browne)
  • フレデリック・ラウ(Frederick F. Low)
  • ベンジャミン・アヴリー(Benjamin P. Avery)
  • チェスター・ホルコンブ(Chester Holcombe)
  • ジョージ・スワード(George F. Seward)
  • ジェームズ・アンゲル(James B. Angell)
  • R.W. シューフェルト(R.W. Shufeldt)
  • ジョン・ラッセル・ヤング(John Russell Young)
  • イノック・スミサーズ(Enoch J. Smithers)
  • チャールズ・デンビー(Charles Denby)
  • ウィリアム・ロックヒル(William W. Rockhill)
  • E.H. コンガ―(E.H. Conger)
  • H.G. スクワイアーズ(H.G. Squires)
  • H.H. ラウリー(H.H. Lowry)
  • ウィリアム・ベインブリッジ(William E. Bainbridge)
  • ジョン・ガードナー・クーリッジ(John Gardner Coolidge)

 

 

■Selected Records of the U.S. Legation in China, 1849-1931

(中国駐在米国公使館外交文書集成)

■Despatches from U.S. Consuls in Amoy, China, 1844-1906

(厦門駐在米国領事からの至急報告)

■Despatches from U.S. Consuls in Antung, Manchuria, China, 1904-1906

(安東駐在米国領事からの至急報告)

■Despatches from U.S. Consuls in Canton, China, 1790-1906

(広東駐在米国領事からの至急報告)

■Despatches from U.S. Consuls in Chefoo, China, 1863-1906

(芝罘駐在米国領事からの至急報告)

■Despatches from U.S. Consuls in Chinkiang, China, 1864-1902

(鎮江駐在米国領事からの至急報告)

■Despatches from U.S. Consuls in Chunking, China, 1896-1906

(重慶駐在米国領事からの至急報告)

■Despatches from U.S. Consuls in Foochow, China, 1849-1906

(福州駐在米国領事からの至急報告)

■Despatches from U.S. Consuls in Hangchow, China, 1904-1906

(杭州駐在米国領事からの至急報告)

■Despatches from U.S. Consuls in Hankow, China, 1861-1906

(漢口駐在米国領事からの至急報告)

■Despatches from U.S. Consuls in Hong Kong, 1844-1906

(香港駐在米国領事からの至急報告)

■Despatches from U.S. Consuls in Macao, China, 1849-1869

(澳門駐在米国領事からの至急報告)

■Despatches from U.S. Consuls in Mukden, Manchuria, China, 1904-1906

(奉天駐在米国領事からの至急報告)

■Despatches from U.S. Consuls in Nanking, China, 1902-1906

(南京駐在米国領事からの至急報告)

■Despatches from U.S. Consuls in Newchwang, Manchuria, China, 1865-1906

■Despatches from U.S. Consuls in Ningpo, China, 1853-1896

(寧波駐在米国領事からの至急報告)

■Despatches from U.S. Consuls in Shanghai, China, 1847-1906

(上海駐在米国領事からの至急報告)

■Despatches from U.S. Consuls in Swatow, China, 1860-1881

(汕頭駐在米国領事からの至急報告)

■Despatches from U.S. Consuls in Tientsin, China, 1868-1906

(天津駐在米国領事からの至急報告)

■Notes from the Chinese Legation in the United States to the Department of State, 1868-1906

(米国駐在中国公使館国務省宛公信)

【主題】

 

  • 条約港と南京条約の適用
  • アヘン貿易とアヘン戦争
  • 米国その他の国々への中国人の移民
  • 通商活動
  • 台湾に関する報告
  • 1812年の米英戦争直前のイギリスによる米国船員の徴用
  • 海賊
  • 広西・雲南地域・海南島における暴動
  • 広東・漢口鉄道の敷設
  • 洪水、飢饉、伝染病
  • 1897年の膠州湾占領その他のドイツ人による山東半島での行動
  • アメリカ人宣教師の活動
  • 1898年の黄河の洪水
  • 1898年の旅順占領その他のロシア人による中国北部と満州での行動
  • 日露戦争時の日本人とロシア人の活動
  • 揚子江の通商と航行
  • 米国海軍の砲艦と揚子江の河川警備
  • 治外法権
  • 苦力(中国人低賃金労働者)
  • 米、茶、生糸の生産と貿易
  • 麻、塩、生糸、ルバーブ、銅、鉄の貿易統計
  • 米国以外の国々の砲艦の動向
  • 宣教師と中国人キリスト教徒の保護
  • 米国船の座礁
  • 1884年のフランスの福州遠征
  • 米国の中国人移民制限に対する中国人の反応
  • 義和団の乱
  • 鉄道敷設
  • 捕鯨船など米国船の座礁・遺棄・乗組員の暴動
  • 中国人のハワイ及び南北アメリカへの移民
  • 中国近海におけるCSSアラバマ号の略奪行為
  • 米西戦争時におけるエミリオ・アギナルド他フィリピン人反乱者の動向
  • 苦力貿易
  • 自由港の問題
  • アロー号戦争
  • 清末の革命運動
  • 砲艦外交
  • 領事裁判
  • 揚子江流域における米軍増強の必要性
  • 義和団の乱の戦後賠償
  • ジェネラル・シャーマン号事件襲撃と船員虐殺
  • 米国艦隊による朝鮮への報復遠征
  • 中国系貿易会社の活動
  • 大豆の貿易
  • 太平天国の乱
  • 日清戦争
  • 排外主義運動
  • 天津教案
  • 烟台暴動
  • 上海フランス租界の暴動
  • 揚子江流域・四川の騒擾
  • 成都の暴動
  • 古田教案
  • 米国製品不買運動
  • 電信の敷設
  • 中国の教育使節団の米国派遣
  • 日本と台湾の関係
  • 中国の最初の鉄道(呉淞鉄道)敷設
  • 日露戦争
  • 汕頭の条約港指定
  • 外国人による商館、居住地の建設
  • 米国、英国その他の外国船舶の来港
  • 採炭・港湾施設
  • 漢江の通商
  • ドイツ領事の活動
  • 大沽砲台の問題

 

 

1-3. 朝鮮関係文書

■Despatches from U.S. Ministers to Korea, 1883-1905

(朝鮮駐在米国公使からの至急報告)

【発信者】

 

  • ルシウス・フット(Lucius H. Foote)
  • ジョージ・フォーク(George Foulk)
  • ウィリアム・パーカー(William H. Parker)
  • ウィリアム・ロックヒル(William W. Rockhill)
  • ヒュー・ディンスモア(Hugh A. Dinsmore)
  • チャールズ・シャイエ・ロング(Charles Chaille-Long)
  • オーガスティン・ハード(Augustine Heard)
  • ホレース・アレン(Horace N. Allen)
  • ジョゼフ・ヘロド(Joseph R. Herod)
  • ジョン・シル(John M.B. Sill)
  • ウィリアム・フランクリン・サンズ(William Franklin Sands)
  • エドウィン・モーガン(Edwin V. Morgan)

 

 

■Despatches from U.S. Consuls in Seoul, Korea, 1886-1906

(ソウル駐在米国領事からの至急報告)

■Notes from the Korean Legation in the United States to the Department of State, 1883-1906

(米国駐在朝鮮公使館国務省宛公信)

 

1-4. 東南アジア関係文書

■Despatches from U.S. Ministers to Siam, 1882-1906

(シャム駐在米国公使からの至急報告)

【発信者】

 

  • ジョン・ハルドマン(John A. Haldeman)
  • ジェーコブ・チャイルド(Jacob T. Child)
  • S.H. ボイド(S.H. Boyd)
  • ルイス・イートン(Lewis A. Eaton)
  • ロバート・ボイド(Robert M. Boyd)
  • ジョン・バレット(John Barrett)
  • ハミルトン・キング(Hamilton King)

 

 

■Selected Records of the U.S. Consulate in Bangkok, Siam, 1856-1912

(バンコク駐在米国公使館外交文書集成)

■Despatches from U.S. Consuls in Bangkok, Siam, 1856-1906

(バンコク駐在米国領事からの至急報告)

■Despatches from U.S. Consuls in Batavia, Java, Netherlands East Indies, 1818-1906

(ジャワ・バタヴィア駐在米国領事からの至急報告)

■Despatches from U.S. Consuls in Padang, Sumatra, Netherlands East Indies, 1853-1898

(スマトラ・パダン駐在米国領事からの至急報告)

Despatches from U.S. Consuls in Iloilo, Philippine Islands, 1876-1886

(フィリピン・イロイロ駐在米国領事からの至急報告)

■Despatches from U.S. Consuls in Manila, Philippine Islands, 1817-1899

(フィリピン・マニラ駐在米国領事からの至急報告)

■Despatches from U.S. Consuls in Saigon, Vietnam, 1889-1906

(サイゴン駐在米国領事からの至急報告)

■Despatches from U.S. Consuls in Singapore, Straits Settlements, 1833-1906

(シンガポール駐在米国領事からの至急報告)

■Notes from the Siamese Legation in the United States to the Department of State, 1876-1906

(米国駐在タイ公使館国務省公信)

 

2. その他の米国資料

 

■Records Relating to the United States Surveying Expedition to the North Pacific Ocean, 1852-1863.

(米国の北太平洋遠征関連資料)

 

■History of the Philippine Insurrection Against the United States, 1899-1903, and Documents Relating to the War Department Project for Publishing of History, 1899-1903

(アメリカに対するフィリピンの反乱の歴史とアメリカ陸軍省の歴史出版プロジェクトに関する文書)

 

3. 英国外務省文書

 

■British Foreign Office: Japan Correspondence, 1856-1905

■British Foreign Office: Japan Correspondence, 1906-1913: Dominance of the Genro

■British Foreign Office: Japan Correspondence, 1914-1923: Emergence of Japan as a Pacific Power

(英国外務省 本省一般政務文書 日本ファイル)

 

本コレクションは、英国公文書館が所蔵する外務省文書のうち文書番号FO371で知られる日本関係通信文書を領事館が開設された幕末から大正末期まで収録します。収録資料は駐日英国公使館と英国外務省との往復通信が主要内容をなします。英国の領事館が開設された幕末から明治維新を経て、明治、大正時代まで約70年に亘り、近代国家の道を歩む日本にとって外交の最重要パートナーであった英国の外交当事者が日本の国内事情、国際事情をどのように観察、分析し、外交立案に繋げたのか、そのプロセスの全貌をつぶさに明らかにします。収録されているのは、駐日公使と外務省との政治・外交関係の文書のみではありません。通商問題を管轄していた領事による報告は、内容が通商から社会全般に及び、当時の日本の社会経済事情を外国人の視点から観察した資料として価値があります。なお、本コレクションは、Scholarly Resourcesのマイクロフィルムをデジタル化しています。

 

4. 宣教師関係資料

 

■Missionary Files: Methodist Episcopal Church Missionary Correspondence, 1846-1912 (China, Japan, Korea)

■Missionary Files: Methodist Episcopal Church Missionary Correspondence, 1912-1949 (China, Japan, Korea)

(メソジスト監督教会中国・日本・朝鮮派遣宣教師書簡集)

 

19世紀、アメリカが西部開拓を進めるなかで、宗教、とりわけ福音主義プロテスタント教会が国家統合の紐帯の役割を果たしました。19世紀初頭、プロテスタント各派は西部ロンティアでの信仰の普及に努める一方で、すでに海外への宣教師派遣を手掛けていました。中でもメソジスト監督教会(後のメソジスト教会)は海外への布教に意欲的で、早くも1840年代に中国に宣教師を派遣しています。アジアに派遣された宣教師は、アジア・アフリカ地域が欧米の植民地となり、通商がグローバルに拡大する19世紀にあって、他の地域の宣教師と同じように、複合的な役割を演じました。西洋の知識の普及に努め、学校、孤児院、病院の建設を通じて、派遣先の生活水準の向上に一役買いました。その一方で、義和団の乱を典型とする排外主義運動にもさらされることになりました。

本コレクションに収録された書簡において、宣教師は日常の事務的やり取りを超えて、布教活動を行なう中で出くわす様々な文化的経験を通じて、アジアの文化と民族、欧米とアジアの文化的差異まで深い考察を加えています。

 

 

  • ヘンリー・アペンゼラー(Henry G. Appenzeller)
  • ジェームズ・バシュフォード(James W. Bashford)
  • アーサー・D・ベリー(Arthur D. Berry)
  • チャールズ・ビショップ(Charles Bishop)
  • アーヴィン・コレル(Irvin H. Correll)
  • ジョージ・エルマー(George Elmer)
  • フレデリック・ヘッケルマン(Frederick W. Heckelman)
  • チャールズ・アイグルハート(Charles W. Iglehart)
  • W.C. キッチン(W.C. Kitchin)
  • ジェームズ・ランバス(James William Lambuth)
  • キャロル・ロング(Carrol S. Long)
  • ロバート・マクレイ(Robert Samuel Maclay)
  • ヘンリー・シュワルツ(Henry B. Schwartz)
  • ジュリアス・ソーパー(Julius Soper)
  • D.S. スペンサー(D. S. Spencer)
  • W.S. ウォルデン(W. S. Worden)

 

 

5. アジア関係書籍・雑誌

 

■Missionary and Socio-Economic Journals 1845-1941

 

19世紀半ばから20世紀半ばにかけて刊行されたアジアに関する書籍、宣教師が発行した雑誌、アジアに関する各種雑誌を収録します。

【収録雑誌】

  • Bangkok Calendar
  • The Chinese Social and Political Science Review
  • The Far-Eastern Review
  • Journal of the Ceylon Branch of the Royal Asiatic Society
  • Journal of the China Branch of the Royal Asiatic Society
  • Journal of the North-China Branch of the Royal Asiatic Society
  • Mélanges Asiatiques

 

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